山旅のダイニーマショルダーポケットは、リュックのショルダーハーネスに取り付けることができる汎用性のあるポケットです。登山中、ハイキング中によく使用する小物類や行動食を収納しておくことで、わざわざザックをおろさず、このポケットに入れたものをすぐに取り出すことができます。今回はこの山旅のダイニーマショルダーポケットの特徴と使い方について紹介をします。
今回の記事では
- 使用している素材
- デザインの特徴
- ショルダーハーネスへの取り付け方法
- おすすめの活用方法
という順番で山旅のダイニーマショルダーポケットを紹介します。
保水せず耐久性のあるダイニーマ製のポケット
山旅のダイニーマショルダーポケットは、製品名にもあるようにダイニーマの中でも2.92ozと厚みのある耐久性に優れた素材を使用しています。このダイニーマはスチールよりも15倍強く、しなやかで柔らかく、水に浮くほど軽量な素材で、擦れても破れづらいアウトドア使用に適した、山旅では積極的に活用している素材の1つです。
このタイニーマを使用しているので、雨に濡れても保水して重くなることもないし、岩や木々などに擦れても破ける心配がないし、一度購入したら長く使用し続けられるアイテムです。
マチのある収納力に優れたポケットのデザイン
ポケットはメインのポケットと、外側にメッシュポケットが備わっています。メインのポケットの深さは17cm、直径は約7cmで500mlのペットボトルが丁度入る大きさです。
メインのポケットがパンパンになっても外側のメッシュポケットにはマチがついているので、収納力が劣らず、またものの出し入れがしやすいようにメッシュポケットの上部にはストレッチバンドを備えています。このストレッチバンドは中に入れたものの落下も防ぐようにデザインされています。
メインのポケットの上部はITWというアメリカのメーカーのコードロックを使用しており、ポケットを開く時はワンハンドで一発で対処することができます。閉める時は両手で行う必要がありますが、これも一発で対処することができるので、開閉がストレスなく簡単に行えます。
ショルダーハーネスへの取り付け方法
ショルダーハーネスへの取り付け方法はベルクロテープで固定させます。バンド部分は様々なショルダーハーネスのサイズに取り付けることができるようにデザインされています。日帰り用のリュックから、縦走登山用の分厚いパッド付きのショルダーハーネスまで、様々なリュックに取り付けることができます。
使用しているベルクロテープは中でも強力なタイプなので簡単に外れづらい特徴を備えています。
上部にはループが2箇所設けられています。このループにカラビナを取り付けてショルダーハーネスについているストラップに取り付けることができます。
このように簡単に取り付けることができるので、1個あれば様々なザックに取り替えて使用することができます。
おすすめの活用方法
登山中によく使用するアイテムとして、スマートフォン、カメラ、動画撮影機器、行動食、サングラス、リップクリーム、日焼け止め、目薬などが挙げられます。この中でも特に使用頻度の高いアイテムを収納すすのがおすすめなのですが、例えば僕の場合は、
水筒はボトルホルダーに収納し、スマートフォンやカメラ、動画撮影機器などはサコッシュに収納。それ以外の行動食、サングラス、リップクリーム、日焼け止め、目薬をダイニーマショルダーポケットに収納しています。
行動食はメインポケットに入れています。プロテインバーやカロリーメイトなどがちょうど入る大きさで便利です。外側のメッシュポケットにはサングラスを引っ掛けたり、リップクリームや日焼け止め、目薬などを入れています。また行動食で出たゴミもメッシュポケットに入れています。