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【岩櫃山】まさに群馬を代表する名勝、山の魅力は規模や名では語れないと知る。

【岩櫃山】まさに群馬を代表する名勝、山の魅力は規模や名では語れないと知る。

岩櫃山(いわびつやま)は群馬県吾妻郡東吾妻町にある山で標高は802.6メートル、群馬百名山の一つ。妙義山と似た奇岩、南面に200mの絶壁の荒々しい山容は、約600万年前の噴火活動によって形成された山が風雨と川の流れに侵蝕されできたものです。山頂からは上州の山々や遠く富士山を望み、足元には切り立つ岩峰群の絶景。麓には真田氏ゆかりの難攻不落の名城・岩櫃城や古谷御殿などの歴史的な遺跡があります。

一見、登山難易度高そうですが標高差350m、往復3キロを切る行程は足早に進むなら2時間弱。正午過ぎからでも日没前に下山できますが、危険個所もあるので単独行は避けた方が安心です。

紹介する山岩櫃山
都道府県群馬県
市町村吾妻郡 東吾妻町  吾妻八景
標高802.6m
天気・アクセスなど岩櫃山の詳細

今回の体験レポート、ルートは以下です。

掲載画像は2022年11月12日(土)の山行き記録。ご覧の通り秋は岩峰に絡む紅葉が美しく、春には密岩登山口近く、樹齢300年以上の大隅桜が出迎えてくます。

岩櫃山 往復コース

古谷登山口駐車場密岩登山口岩櫃山赤岩登山口古谷登山口駐車場

古谷登山口駐車場より出発。

秋の週末は朝から満車となることもあるので早めの行動か、正午過ぎの開いた時を。道を挟んでトイレも有り、駐車料金は無料です。この日は秋の斜陽に輝く紅葉を見たかったので13時過ぎの行動開始でした。

住宅地の間を抜け登山口へ。毎日こんな景色の中にいる地元の方が羨ましい。。。。

立ち並ぶ熊注意!密岩登山口

ずらっと並ぶ注意文にひるみますが、どれも地域の方より登山者へのご配慮です。熊関連で3つの立て看板、出没は多いのでしょう。

登り始めれば急登の連続ですが、鮮やかな秋の彩りに癒されます。

最初から急登でしたが、上にいくにつれ更に斜度は増します。山の見た目通りですが著しい危険個所はありません。

無理です、天狗の架け橋。

岩櫃山密岩通りの名物だった天狗の架け橋、2019年台風19号による土砂崩落で道は無く、全く持って通行不可、見るからに絶対行無理です。

道あってもビビリの自分は行かないと思います、天狗の架け橋。

山にスリルを求める方はご安心ください、天狗の架け橋迂回路もわりとデンジャラス(^^; 

個人的に岩櫃山で一番怖かったのがここ。トップで足場薄く手で掴む場所が無く焦りました、もちろん四つん這いでクリア。

ここ超えれば多少の危険ありますが平和な登山道となります。

目指す頂上が見えてきました、、、あれ登るのか。。。。( ;∀;)

いくつかの鎖場を処理しラスボスを目指します。この日、2022年11月12日は山頂付近も木々は既に落葉。

この後、岩櫃山で二番目に怖かった箇所に出くわしますが、その場で写真撮る余裕は持てず頂上から撮りました。

いよいよラスボス、超絶景の山頂へ!

岩櫃山で最も長く急な鎖場、高度感有りますが足場と手がかりは確保できるので、基本の3点支持を意識すれば意外とすんなり登れます。

そして、トップからは360℃の絶景!絶景!!絶景!!!、足元も超絶景!!!!

眼下にこの日2番目に怖かった鎖場が見えます、乗り越えたら向こうが抜けててビビった。

下山開始、奇岩と麗しの紅葉の中を。

下山開始、絶景だった頂上を振り返れば、あんなとこ登った自分を褒めたくなります。既に斜陽の時、この日に狙ったのは秋の夕日に染まる紅葉、この後に秋の彩の饗宴に出会います。

岩峰の狭間を縫う光と影が紅葉を深く染め、想像を超える美しい秋の彩に涙が出そう。

各所の山を巡った2022年で最も印象深かったのがここ、岩櫃山。山の魅力は名や規模だけでは語れない、そんな思いを深くしました。

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