スマホを操作することができる手袋の多くが、人差し指と親指の指先に電気を通しやすい導電糸と呼ばれる素材を使用して、グローブをした状態でタッチパネル操作ができるとされています。しかし実際に使ってみると別の場所をタップしてしまったり、地図の拡大・縮小などの操作にストレスを感じることが多いです。そこで紹介するのが、タッチ操作がストレスゼロの山旅指穴フリースグローブです。
人差し指と親指がグローブから出すことができる
山旅の指穴フリースグローブは、グローブをしたまま細かな作業ができるようにストレッチ性を備えた生地で、手にしっかりフィットするようなシルエットを採用したグローブです。そして人差し指と親指にフラップ付きの穴が空いており、ここから直接指を出すことができます。
グローブから指を出す時はグローブそのものが指にフィットするようにデザインされているので、あえて少し固めに作られています。これによって意図せず指が出るようなことは一切ありません。
保温力に優れた手袋
この手袋の素材は肌が当たる側が起毛しているので手から出た熱を閉じ込めて保温する働きがあります。そしてほどよく通気もするので秋から冬にかけてのトレイルランニング用グローブとしても使い心地に優れています。重量はペアで34gと非常に軽量です。
指先がかじかむ原因に指に向かう血液が冷えることが挙げられると考えています。だから血液を温めてあげる、また血液を冷やさないようにすることを重要視しており、手首をしっかり温めるようにしています。山旅の指穴フリースグローブは手首部分が覆われるように少し長めに作られています。
さらに保温力を高めるためのレイヤリング
このフリースグローブをしていても手が冷えてしまう時に使っているのがコーデュラリップ製の軽量コンパクト防風ミトンです。
このグローブはウインドブレーカーミトンで冷たい風から手をしっかりと守ります。登山やトレイルランニングで意図しない寒さに見舞われた際に役立つ超軽量ミトンです。
左手にはハッカブルすることができるポケットが備わっているのでこのポケットの中に左右のグローブを収納して持ち運ぶことができます。パッカブルすると8cm四方の大きさになるのでパンツやジャケットのポケットに収納しておくことができます。
そしてわずか21gと非常に軽量なので、もしもの時のお守りという程度で持ち歩くのにも苦になりません。
このグローブも山旅の指穴フリースグローブ同様に手首を覆い隠すようにデザインされています。手首からの冷気の侵入を防ぐようにコードを引っ張るだけで腕にフィットさせることができます。
さらにはタッチパネル操作も可能です。稜線を歩いていて「ちょっとの間だけ冷たい風から手を守りたい」と思うような時に単体で使用したときに、わざわざグローブから手を出さなくともスマホで写真撮影が可能です。
素材にシルナイロン加工が施されているので水をはじきます。完全防水ではありませんがちょっとした雨で手を濡らしたくない時に使用することができるため、エマージェンシーキットの1つとして追加することで、意図しない天気の変化でも安心です。
サイズについて
最初に紹介した指穴フリースグループはストレッチ素材でワンサイズ展開です。中指と親指の長さ、手のひらと手首の長さを測って、自分の手にフィットするかチェックしてみてください。
軽量コンパクト防風ミトンは、男女問わず様々な手のサイズで使えるようにデザインされています。
まとめ
高所における雪山登山ともなると、この2つのグローブでは太刀打ちできませんが、雪のない中低山の登山やトレイルランニングで手を温めながら快適な山歩きを楽しむことができます。是非これからの山遊びに取り入れてみてはいかがでしょうか?