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仙流荘は中央自動車道諏訪インターチェンジから車で約40kmの位置にある温泉旅館です。この仙流荘から林道バスが運行しており北沢峠にアクセスすることができます。北沢峠からは南アルプスの仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳への登山拠点として知られています。
北沢峠からは仙丈ヶ岳を経由して南アルプス主稜線へ向かうことができ、アサヨ峰経由では鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳経由で鋸岳など様々な登山ルートを組み立てることができます。また北沢峠から歩いて約10分の場所に長衛小屋キャンプ場がありテント泊を楽しむこともできます。
このように登山を楽しむ方に大人気のスポットですが、今回は登山終わりにおすすめの穴場立ち寄りスポットを紹介します。
山と渓流の宿「仙流荘」について
仙流荘では内湯の大浴場と露天風呂、サウナがあり日帰り入浴が可能です。受付はお昼の12時から20時までで料金は大人600円小学生までが400円です。頻繁に足を運ぶ人は11枚綴りの回数券がお得です。休館日はお盆などを抜いた火曜日です。祝日ともなるとパスから下車した人たちで混み合います。
日帰り入浴施設でおすすめ『高速さくらホテル』
仙流荘の混雑を避けるためにおすすめなのが高速さくらホテルです。仙流荘から最も近い位置にある日帰り温泉で、距離約10km、車で約13分の位置にあります。
近くに「信州高速温泉さくらの湯」があり、多くの方がこちらの日帰り温泉に足を運ぶのです。実はそれには理由があり、googleマップで日帰り温泉で検索すると『高速さくらホテル』が(2023年現在)マップに表示されないんです。
ここの温泉は日帰り入浴料金が800円で信州高速温泉さくらの湯の600円と比較すると若干高めですが、比較的空いていること、そして内風呂はぬるめで休むのにちょうど良い温度であること、泉質はヌメリ成分の硫化イオンを多く含んでいることなどでおすすめです。
信州伊那市のソースカツ丼が絶品「門・やません」
高速さくらホテルから山道を通って茅野市方面に向かうのが東京方面に戻る方には近道ですが、ほんのちょっぴり遠回りして伊那市でソースカツ丼を食べてみるのはいかがでしょうか？信州伊那市はソースカツ丼や馬刺しが名物です。伊那市でソースカツ丼を検索すると様々なお店が出てきますが今回おすすめするのは創業65年以上の老舗「門・やません」です。
このお店はランチタイムがないので営業時間の10時から22時の間であればいつでも利用できます。お店に入ると地元民の方々の憩いの場として利用されており、お店のご主人に聞いてみるとソースカツ丼以外にオムライスやカレーも人気です。
お店の中はの良い部分のみ残された純喫茶のような雰囲気で、騒がしくなく、落ち着いた雰囲気でとにかくゆっくり食事を楽しむことができます。そしてソースカツ丼は50年継ぎ足しの塩辛くない程よい甘さのタレと、サクサクとした薄い衣とジューシーで柔らかい分厚いカツで、きっと誰もが感動するような味わいです。
地元の野菜と果物を購入できる「ＪＡ上伊那ファーマーズあじ～な」
天竜川の上流に一致するのか上伊那郡です。この少し標高が高いエリアで取れた農産物が最も集まる場所として知られているのがファーマーズあじ～なです。非常に広い店内には果物や野菜、地元で取れた牛肉や卵、コシヒカリを中心としたお米などを購入することができます。
山菜、シャインマスカットなど新鮮な季節の野菜や果物を購入することができるので地元の人たちにも人気のスポットです。
もしも時間があったらおすすめなのが「中山道奈良井宿」
ファーマーズあじ～なから車で約30分の場所にあるのが中山道の奈良井宿です。1978年に重要伝統的建造物に選定され、2016年には日本遺産に認定された、歩いているだけで江戸時代にタイムスリップしたような感覚を楽しむことができます。
木曽11宿の中では最も標高が高く難所の鳥井峠を控えていることから多くの旅人で栄えた宿場町です。奈良井宿は鳥居峠の上り口の鎮（しずめ）神社を京都側の入口とし、奈良井川に沿って約1kmの中山道沿いに町並みが形成されています。時代を超えた風格が感じられる旅籠（はたご）の軒灯（けんとう）、千本格子（せんぼんごうし）など江戸時代の面影を色濃く残しています。
動画でも紹介しています
